海外スマホは現地SIMをプリペイド式で活用すれば安心・コスパよし!

海外スマホは現地SIMをプリペイド式で活用すれば安心・コスパよし!

海外スマホでインターネットをする方法は色々とありますが、使い勝手が良い方法の一つとして「現地SIMをプリペイド式で利用」があげられます。

この方法を使うと現地の通信方式で通信で記すので、安心かつコスパよくサービスの利用が可能です。この記事では、海外スマホで現地SIMの使い方やメリットについて解説していきたいと思います。

▶︎目次

1.海外スマホの現地SIMのプリペイド式とは?

海外でインターネットを使う方法はいろいろとあります。代表的なのは海外パケット定額サービスで、一定の料金を支払うことにより好きなだけデータが使えるというサービスです。

ただ、このサービスでは利用料金が高くつくこともあるため、別の方法として現地のフリー Wi-Fiが活用されることも。レストランやホテル、空港などにあるWi-Fiスポットにつなげれば無料で利用できます。

しかし、海外のWi-Fiにはセキュリティ面でリスクがあり、重要な情報をやり取りしたりするのはおすすめしません。また、行き先に Wi-Fi スポットがあるかどうかは分からないだけに不便です。

他には、 モバイルWi-Fiルーターをレンタルするという方法が。こちらはコスパが良く、使える場所も制限されていないためおすすめできます。ただし、レンタル機器をなくしたり盗難されるリスクがあるので要注意です。

では、今回の話題である現地SIMのプリペイド式ですが、安心かつコスパよくインターネットを使えます。SIMとは「加入者の個人情報が記載されているICカード」のことで、このカードにより通信サービスが利用できるのです。

現地SIMの使い方は簡単で、現地の通信会社のショップなどでプリペイド式の現地SIMを購入し、それをSIMフリー携帯(SIMロックがかかっていない携帯)に挿入するだけ。安いものだと200円くらいからあります。

2.現地SIMのプリペイド式のメリット

現地SIMのプリペイド式には以下のようなメリットがあります。

データローミングのような高額請求の心配がない

プリペイド式なので、事前にチャージした金額分の通話や通信を行ったら自動的に使えなくなります。いつまでも高い通信料金が発生し続けて「高額請求でびっくり!」ということがありません。

必要な分だけ使えるので無駄がない

「1日あたり○○円」という単位で使うわけではないので、あまりたくさん利用しない場合には無駄がないです。例えば、「1日あたり1,000円」というデータ定額サービスを申し込んでも、実際に使うのがせいぜい30分ほどではコスパが悪くなります。その点、チャージするプリペイド式ならそれがありません。

データ定額サービスなどがある

現地の通信会社によっては、「5日間使い放題」とか「30日間の有効期限or1GBまで」といったように一定金額払えばデータ通信が無制限でできるプラン、有効期限が切れるか容量を使いきるまでインターネットが使えるプランを提供している事があります。

ネット閲覧や動画視聴などをメインで使いたいという場合には、これらのプランを選ぶと便利です。必要な金額をチャージしてプランを購入すればOKなので利便性も高いでしょう。

3.現地SIMのプリペイド式の料金相場

海外スマホは現地SIMをプリペイド式で活用すれば安心・コスパよし!

現地SIMのプリペイド式の料金は会社によって異なります。安い所だと契約時に200円くらいでプリペイドカードの購入が可能です。必要に応じてチャージ額を増やすのが一般的ですが、購入した時点で少しだけチャージされていることもあります。

また、最初から3GBとか10GBのようにチャージされていて、それを購入するというパターンも。例えば、アメリカのT-Mobileという会社では10GBを40 US$で販売しています。公式サイトから事前に現地の通信会社の料金を調べておくのがいいでしょう。

現地SIMのプリペイド式の注意点

海外で現地SIMのプリペイド式を購入する際、以下のような点に気をつけましょう。

IDがないと買えないことがある

現地の通信会社のオフィスでは、パスポートや現地のIDなどを提示しないとSIMカードの使えないことがあります。パスポートは当然持っていますが、場所によっては「パスポートでもダメ。現地IDのみ」というケースもあるのです。もし、現地IDのみのところに行くのであれば、代わりに購入してくれる現地の友人などの協力があるか事前に確認しておくのがいいでしょう。

サイズに注意

SIMカードにはノーマルサイズとmicroSIM、そしてnanoSIMの3つのサイズがあります。ノーマルが一番大きく、nanoが一番小さいです。最近のスマホはmicroやnanoに対応しているものが普通なので、間違えてノーマルサイズのものを購入してしまうとSIM挿入トレーに入らないという問題が発生するので注意してください

ちなみに、SIMカードは金色の読み取り部分(ICチップ)と、それ以外の単なる枠とで構成されています。その為、枠部分をカットしても基本的に問題はありません。

間違えてノーマルサイズを買ってしまった時は、はさみで金色部分だけを残して挿入トレーの形にすることも。反対に、スマホがノーマルサイズなのにnanoSIMを買ってしまった場合は、厚紙などで枠をつくってはめることもできます。

ただし、間違えて金色部分までカットすると通信できないので気をつけてください。また、カードが購入ではなくレンタルの場合には返却する必要があるためこの方法はNGです。

いずれにしてもSIMカードのサイズはよく確かめることで問題を未然に防げます。

現地の通信方式と使っている端末の対応状況に注意

スマホでの通信は基本的に3Gや4G/LTEなどで行います。各方式には特定の周波数があり、もし現地のキャリアが使っている周波数に自分のスマホが対応してないと、SIMカードを使えない可能性があるので要注意です。海外でSIMカードを購入するときには、スマホの対応周波数(850MHzや1,900MHzなど)をよく見ておきましょう。

5.まとめ

現地SIMは現地で使われている通信の仕組みをそのまま使うため、安定した通信が楽しめます。設定等で言語の問題はありますが、英語を話せる方やそういう友人がいればそこまで問題ないです。

ただし、SIMカードのサイズや通信方式、購入のためのIDなどには注意してください。海外でスマホを使用するとき、プリペイド式の現地SIMを上手に活用してみてはいかがでしょうか?

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